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ジンバブエついに憲法制定の記事から英語を学ぶ

こんばんは!

 

今日はVoice of Americaの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。

→Voice of Americaの記事へのリンクはこちら

 

※以下要約、並びに英単語、英熟語の解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。

 

~要約~

ジンバブエのハラレで憲法草案の方向性統一を目的に開催された2日間の会合が、国民投票日などの詳細を固めず終了しました。2大政党のZANU-PFとMDCは現在もなお大きな見解の違いを持っており、歩みよりはみせていません。

今回の会合では国民投票についての詳細の確定にいたりませんでしたが、委員長のMwonzora氏は現状に前向きでのこのように述べています。

「年明け1月には投票を開始できるだろう。理論的に言えば年内での実施も可能だが、予算面など多くの調整が必要だ。」

課題は資金繰りの厳しいジンバブエ政府がどのように投票に向けての予算を組めるかです。また、2大政党が憲法草案の内容について合意に至っていない点も大きな課題です。

与党は死刑の廃止や大統領権限の縮小、同性愛者権利、そして二重国籍などに反対しており、野党第1党のMDCは地域の奉仕活動等で国民が発言した言葉は、世論として受け止めなければならないと述べています。

今回の件で憲法プロセスへの希望を持てなくなった国民もでており、2日間の会合に出席したGarawa氏はこのように述べています。

「今回の憲法草案のプロセスは2大政党の権力の奪い合いのツールの1つとして使われているに過ぎず、現状はあまり期待できない」

年内の国民投票が可能になれば2013年の選挙も可能になりますが、現状は国全体がどのように動くが注意して見守っている状況です。

~要約終わり~

draft constitution

憲法草案という意味ですね。draftは下書き、草案という意味で、ビジネス文書や英会話でもよく使われる表現です。

parties

言うまでもなく、政党ですね。単数だと当然a partyになります。

sticking to their positions

stick toは執着する、固執する、という意味です。stickの形容詞がsticky(粘着力のある、べたべたな)ですね。

 

remains optimistic

remainはある状態が続く、という意味でoptimisticは前向き、ポジティブ、楽観的、という意味です。反意語は英会話学習者の方はあまり聞きなれないかもしれませんが、pessimistic(悲観的)です。

It is still theoretically possible

It is ~ to~は、~する事は~だ、という定番の英語の形ですね。そして「まだ」というstillをつけます。このstillは英会話初級の方はなかなか使いなれていないはずですが、とても便利な表現なので覚えておきましょうね。theoreticallyは理論的にはですよね。名詞だと聞き覚えのあるtheory(セオリー)ですね。

 

agree on

agree withは~に同意するですが、agree on~だと、~に合意する、という2者同意を表現する形になります。

death penalty

死刑ですね。

dual citizenship

二重国籍。血統主義の日本ではなじみのない問題ですが、海外では二重国籍は多くの組で認められています。

what Zimbabweans said they wanted

直訳すると、ジンバブエ人(国民)が言った彼らが望むこと、という関係詞whatを使った表現ですね。そして、saidにつられてwantも過去形になる時制の一致がありますね。英語ではこのように前の単語が過去形の場合、このような形で後ろに続く単語は、文法的には前の動詞の時制にあわせるというルールがありますね。

He said he wanted to be a doctor(彼は医者になりたいと言った)。ただ、彼は今でも医者になりたいので、wantは過去形じゃなくて現在系なのでは?と思いますよね。これが時制の一致です(口語ではしばしば現在形で表現されます)。

 

早くジンバブエの国の人が安心できる国家作りをすすめてほしいですね。

本日は以上です!

 

 

 

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