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スウェーデンの奇抜な失業対策の記事から英語を学ぶ

こんばんは!

 

今日はTHE GLOBE AND MAIL(カナダ本社)の記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。

→THE GLOBE AND MAILの記事へのリンクはこちら

 

※以下要約、並びに英単語、英熟語の解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。

 

~要約~

スウェーデンのストックホルムの北250kmに位置するSöderhamnでは高い失業率が続き、その対策として若者のノルウェーでの求職活動に助成金を交付する事にしました。この助成金はオスロまでの渡航費や現地での滞在、活動費を支給するもので、人口12000人のその街からすでに100名の若者が町を出、その中のLarsson氏は既に現地でトラック運転手としての職を手にしています。Larsson氏はスウェーデンのラジオでこのように話しました。

「木曜日にオスロに到着し、月曜日には採用がきまったよ。夢の地に来た気分で信じられないよ」

今回の助成金は18~28歳までの若者が対象になります。このプロジェクト担当者は失業率が25%を越える当地では何か対策をうつことが必須の状態だったと述べています。また、若者の間ではノルウェーへの求職の動きは以前から強い反面、実際の求職方法や現地滞在方法が分からない人達も多く、今回のプロジェクトはそういった人達も含んだ支援プロジェクトだと述べています。

~要約終わり~


A Swedish town is tackling

tackleは日本語でも使われるタックルですね。当然スポーツでのタックルでも使えますが、英語では(課題に)立ち向かう、取り組むという意味でしばしば使われます。byの後ろで~をして、という意味になっていますね。基礎英単語です。


unemployment crisis

直訳すると失業危機ですね。要は失業率が高いという事が危機(crisis)という事ですね。どちらの単語も英会話初級の方にも覚えていただきたい単語です。unemploymentのunは否定の意味をあらわす接頭語ですね。接頭語については以前のロンドン地下鉄の記事仙台空港の記事でもたびたび触れていますね。

find work

求職する、という意味ですね。以前の記事でも触れていますが、workは付加算名詞なのでfind a workという言い方はしないですよね。go to work, start workという風に使います。jobは不加算名詞です。以前の記事も参考に。


job-seekers

求職者という意味ですね。日常英会話でこの単語を連発することはないと思いますが、単語を見て意味はわかるレベルにしておきたいですね。seekは模索する、捜し求めるという動詞である事を意味します。

residents

居住者、住民という意味でしたね。仙台空港の記事スペインの羊の記事にも書きましたが英会話初級の方もこれはおさえておきましょうね。

 

after being unemployed for two years.

前置詞afterのうしろなので、beにingをつけて現在分詞の形にしています。ちなみに失業中ですというときはI am unemployed nowという風にbe動詞を入れます。なのでこの文章にもbe動詞が入っているんですね。英会話の中でこのあたりを素早く話せるとかっこいいです!

 

It went that fast

一瞬で決まったよ。という意味ですが、これは単純な単語ばかりですが英会話初級の方はなかなか使いなれない言い方だと思います。

goは行くという意味ですが、英語では人がどこかに行くという意味だけでなく、物事が進む、話が進む、という意味でよく使われます。thatは前に触れた話題を指すときにthatを使います。sorry about thatと言って、それについては悪かったね、という意味でよく使います。ここでのthatは前の文章のすぐに仕事が見つかったという事を指し、文章全体としては、ほんとすぐ決まったよね、みたいなニュアンスです。

 

the promised land

約束の地ですね。こういう単語を英会話の中で使うおしゃれな人います笑。


in charge of the project

in charge of~で~の担当者という意味です。これはビジネス英会話では必須表現ですね。

 

accommodation

宿泊施設の総称としてこの単語を使います。小さいロッジからユースホステル、高級ホテルまで全ての宿泊施設に対してこの単語を使う事ができます。海外のタウンページなどを開くと「宿泊施設」というセクションのタイトルは必ずこの単語が来ていますね。海外旅行によく行く英会話学習者の方ならご存知ですね。

 

厳しい社会状況ですが、若者には大志を抱いて頑張ってもらいたいですね!

仙台空港に不発弾の記事から英語を学ぶ

こんばんは!

 

本日はThe Times of Indiaの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。

→The Times of Indiaの記事へのリンクはこちら

 

※以下要約、並びに英単語、英熟語の解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。

 

~要約~

仙台空港で建設作業員により第二次世界大戦時の不発弾がみつけられました。現地の警察当局によると、この滑走路近くの現場工事でみつかったアメリカ製の250kgの不発弾により、当日の92便全ての運行がキャンセルされました。また、これらの不発弾の中には起爆剤がまだ機能するものもあり、現場で爆発させるか、移動させるかが検討され、同時に近くの住民の避難勧告も検討されました。

仙台空港は昨年の大震災による影響で長期の閉鎖期間があり、現在もその際にダメージを受けた部分の再建工事が行われています。アメリカによる第二次世界大戦中の激しい爆撃により、東京、そして激しい戦闘地になった沖縄では現在も不発弾がみつかっています。多くのこれらの不発弾は建設現場で発見され、さびついた爆弾は起爆しやすい状態ではありますが、それによって負傷者がでるケースは多くはありません。専門家によると全ての不発弾を取り除くには数十年の歳月を要するようです。

先週も東京都心部で数百人の住民が220kgの不発弾を取り除くため、避難勧告を受けていました。

~要約終わり~


construction workers

建設作業員と言う意味ですね。constructionはTOEICでも時事記事でも頻繁にみる単語なので英会話初級の方は必ず覚えてもらいたい単語ですね。以前の記事にも書きましたが、A Building is under constructionでAビルはただいま工事中です、という使われ方もあります。

unexploded bomb

不発弾ですね。explodeは爆発する、ですが接頭語unをつけることで、否定の意味になります。以前の記事でも接頭語、接尾語については触れました。内線やテロなどがまだまだたくさんある現在の世界情勢を鑑みると、この単語も時事ニュースでは基礎英単語として理解しておくべきですよね。

during construction near a runway

duringは前置詞のため、後ろには名詞(節)がきます。以前別の記事でもwhileは紹介しています。duringおwhileは日常英会話、ビジネス英会話、英字新聞、ニュースなどあらゆるシーンでの常用英単語です。

whether to move the bomb or explode it on the spot.

whether A or Bで~するかどうか、という表現ですね。実際の英会話では同じような意味でwhetherのかわりにifが頻繁に使われます。


Evacuations

非難という意味ですね。これも日常英会話で話す英単語ではないですが、ニュース記事などでは頻繁にみかける単語です。


due to severe damage from last year’s tsunami

due toはbecause ofと同じように使われますが、due toはどちらかというとbeause of よりも固い、かしこまった表現で使われます。ですので、実際の日常英会話の口語表現としてはあまり使われません。because ofは以前の記事でも取り上げています。

 

most intense fighting

intenseは激しい、厳しい、集中した、という意味になります。


it could take several decades to remove

(時間)かかる、という表現はit takes (時間) to ~という形が英会話では定番の表現です。It takes about 2 hours to get there(そこに行くのに約2時間かかる)なんていうのはよく使われる言い回しです。

hundreds of residents

residentsは住民ですね。ニュース記事などでは頻出英単語で先日の記事でも取り上げましたね。

 

不発弾による人的被害がこれからも起こらない事だけを祈りたいと思います。

本日は以上です。

ジンバブエついに憲法制定の記事から英語を学ぶ

こんばんは!

 

今日はVoice of Americaの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。

→Voice of Americaの記事へのリンクはこちら

 

※以下要約、並びに英単語、英熟語の解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。

 

~要約~

ジンバブエのハラレで憲法草案の方向性統一を目的に開催された2日間の会合が、国民投票日などの詳細を固めず終了しました。2大政党のZANU-PFとMDCは現在もなお大きな見解の違いを持っており、歩みよりはみせていません。

今回の会合では国民投票についての詳細の確定にいたりませんでしたが、委員長のMwonzora氏は現状に前向きでのこのように述べています。

「年明け1月には投票を開始できるだろう。理論的に言えば年内での実施も可能だが、予算面など多くの調整が必要だ。」

課題は資金繰りの厳しいジンバブエ政府がどのように投票に向けての予算を組めるかです。また、2大政党が憲法草案の内容について合意に至っていない点も大きな課題です。

与党は死刑の廃止や大統領権限の縮小、同性愛者権利、そして二重国籍などに反対しており、野党第1党のMDCは地域の奉仕活動等で国民が発言した言葉は、世論として受け止めなければならないと述べています。

今回の件で憲法プロセスへの希望を持てなくなった国民もでており、2日間の会合に出席したGarawa氏はこのように述べています。

「今回の憲法草案のプロセスは2大政党の権力の奪い合いのツールの1つとして使われているに過ぎず、現状はあまり期待できない」

年内の国民投票が可能になれば2013年の選挙も可能になりますが、現状は国全体がどのように動くが注意して見守っている状況です。

~要約終わり~

draft constitution

憲法草案という意味ですね。draftは下書き、草案という意味で、ビジネス文書や英会話でもよく使われる表現です。

parties

言うまでもなく、政党ですね。単数だと当然a partyになります。

sticking to their positions

stick toは執着する、固執する、という意味です。stickの形容詞がsticky(粘着力のある、べたべたな)ですね。

 

remains optimistic

remainはある状態が続く、という意味でoptimisticは前向き、ポジティブ、楽観的、という意味です。反意語は英会話学習者の方はあまり聞きなれないかもしれませんが、pessimistic(悲観的)です。

It is still theoretically possible

It is ~ to~は、~する事は~だ、という定番の英語の形ですね。そして「まだ」というstillをつけます。このstillは英会話初級の方はなかなか使いなれていないはずですが、とても便利な表現なので覚えておきましょうね。theoreticallyは理論的にはですよね。名詞だと聞き覚えのあるtheory(セオリー)ですね。

 

agree on

agree withは~に同意するですが、agree on~だと、~に合意する、という2者同意を表現する形になります。

death penalty

死刑ですね。

dual citizenship

二重国籍。血統主義の日本ではなじみのない問題ですが、海外では二重国籍は多くの組で認められています。

what Zimbabweans said they wanted

直訳すると、ジンバブエ人(国民)が言った彼らが望むこと、という関係詞whatを使った表現ですね。そして、saidにつられてwantも過去形になる時制の一致がありますね。英語ではこのように前の単語が過去形の場合、このような形で後ろに続く単語は、文法的には前の動詞の時制にあわせるというルールがありますね。

He said he wanted to be a doctor(彼は医者になりたいと言った)。ただ、彼は今でも医者になりたいので、wantは過去形じゃなくて現在系なのでは?と思いますよね。これが時制の一致です(口語ではしばしば現在形で表現されます)。

 

早くジンバブエの国の人が安心できる国家作りをすすめてほしいですね。

本日は以上です!

 

 

 

お医者さんのストライキの記事から英語を学ぶ

こんばんは!

 

今日はBBC NEWS – LATIN AMERICA&CARIBBEANの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。

→BBC NEWS – LATIN AMERICA&CARIBBEANの記事へのリンクはこちら

 

※以下要約、並びに英単語、英熟語の解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。

 

~要約~

1ヶ月以上も貧困層に医療サポートのない状態を続ける事になったペルーの数千人の医師の賃上げ要求運動が一時中断する事になりました。医師組合のリーダーCesar 氏は政府の賃上げ提案を検討する間、一旦職場に戻ると発表しました。

医師達はペルーの強い経済成長に伴う医師への賃上げを要求してきました。この賃上げ活動による医師たちのボイコットは医療機関の業務に大きな影響を与えました。

今回の運動の一時中断の判断には、政府から医師団に職場へ復帰をしなければ賃金カットをする旨の通達が出たことが背景にあるとメディアは報じています。BBCのCabitza氏は今回の運動で医療ケアが大幅に遅れた事実を報告し、また民間医療機関でのケアを受けられない低所得者層に大きな影響を与えたとしています。労働組合は賃上げを食い止めているHumala大統領の政策を強く非難しています。

教職者組合によるストライキも受けた政府は、賃金は成果に見合って支払われるべきだと主張しています。

Humala大統領は貧困と社会的疎外と戦うために2011年より現職についています。

~要約終わり~


that has left many poor people without medical care

このleftの使い方はよく英語では使われます。leave 人~で、人を~な状態にさせる、という使われ方です。今回はストライキが沢山の人を医療なしの状態にleaveさせた、というニュアンスですね。

return to work

workは基本的には不可算名詞として使われますので、return to a workとかworksという言い方はしないですね。私は毎日仕事に行くという言うならI go to work everydayです。jobは加算名詞ですね。I have a job(私は仕事がある)ですね。分かっていてもこのあたりは英会話初級の方は会話になると間違っている事がよくあります。


proposals

提案という意味ですね。ごれはビジネス文書、英会話でも頻繁にでる表現ですので覚えておきましょう。

pay was not increasing despite strong economic growth in Peru.

increaseは上昇する、増加する、と表現でニュースでは定番の英単語ですね。despiteは前置詞で~にも関わらず、という意味なので、後ろは名詞(節)がきますね。前置詞の後ろに文章は基本的に置けません。economic growthは経済成長。反意語にはeconomic depression(経済不況)などが使えます。


cause

~を引き起こす、~を起こす原因になる、という意味です。英語では頻繁に使われる表現です。It caused a lot of trouble in our office(そのせいでオフィスで大きな問題が発生した)のような使い方が可能ですね。

threaten

おどす、という意味ですね。本文では政府が賃金カットをするぞとおどした、というニュアンスで書かれていますね。


unless they returned to work.

unlessはexcept thatのように使います。つまり~の場合を除いて、という言い方ですね。He will call you unless you visit him now(あなたが今彼のところに行かないと彼は電話してくると思うよ)みないな使い方ができますね。英会話の中でunlessを使えると表現の幅が広がります。

because of the strike

becauseの後ろはS +V、because ofの後ろは前置詞ofの後なので名詞(節)になりますね。because it’s raining now(雨が今ふっているので)、because of rain(雨のせいで)、を使い分けましょう。


affected mostly low-income Peruvians

affectは影響した、low-incomeは低所得という意味ですね。新聞の紙面にはよく出てくる表現です。


pay must be based on performance.

based onは~に基づいて、~に基づいているという意味ですね。映画によくこれは真実の物語です、なんて書いていますがよく見るとBased on a true storyなんて書いていますね。FB創業者の記事でも取り上げています。

 

お医者さんのストライキなんて日本ではあまり聞かないですよね。

本日は以上です。

 

NEWSWEEKの決断の記事から英語を学ぶ

こんばんは!

 

今日はTIMES OF INDIA(インド本社)の記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。

 

まずはこちらをどうぞ!

→TIMES OF INDIAの記事へのリンクはこちら

 

※以下要約、並びに英単語、英熟語の解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。

 

デジタル化の流れを象徴したニュースですね。

 

~要約~

業績不振のアメリカのニュース雑誌「NEWSWEEK」が、80年のその歴史を大きく変える完全デジタル化にふみきることになりました。

今週の木曜日の発表で全面デジタル化は来年よりスタートするとし、プリントビジネスからタブレット端末や、電子書籍向けのビジネスへ大きく舵をきることになりました。またこの変更に伴い、不要な人員削減もすすめられます。

1933年に創設された歴史あるNEWSWEEKの印刷版は12月31日号をもって、終了し、2013年よりデジタル化にうつります。新しいデジタル版はNewsweek Globalと名づけられ、より利便性のよい世論を代表するメディアという位置付けを目標としています。

デジタル版移行後は、定期購読者向けに、ネットやタブレット端末から購読が可能になります。

木曜日のDaily Beastの紙面で編集長のTina Brown氏とCEOのBaba Shetty 氏は以下のように述べました。

“紙面から離れることは紙媒体や、又そこから生れる忙しい人間同士の仲間意識を愛したものにとってはとても辛い決断でした。しかし、来年80周年を迎えるNEWSWEEKはしっかりとそのジャーナリズムとして生き残り、デジタル社会を明るく見据えていかなければいけないと思います”

~要約終わり~

Struggling

もがいている、困難に直面しているという意味ですね。I’m struggling with this issueでこの件について苦労しているなんて言えますね。

adopt

採用、適用するという意味ですね。政策やルール、新しいシステムを採用する、という意味でよく新聞やニュースで使われますね。ビジネスシーンでの英会話でも使えそうですね。

focusses on

~に焦点をあてる、集中する、という意味ですね。

The transition will also lead to job cuts

transitionは変遷、転移という意味です。lead to~で主語が~を導くという言い方になり、今回の変更が人員削減を導いた、という言い方になります。

The online content

contentは中身、内容とう意味なので記事の内容という事ですね。日本語で言うコンテンツも当然ここからきていますね。


be accessible

アクセス可能なという意味です。これは今回のように記事にアクセスできるという言い方から、物理的にHis home is not accessible by public transportation(彼の家は公共交通機関ではアクセス不能だ)なんて言い方もできますね。

 

Exiting print

exitは出口に英語訳でよく書かれていますね。ですのでプリントを出るこという事で、紙媒体からの変遷とう意味なんですね。

extremely

極度に、非常にという意味ですね。とても、という感情がマックスの時にはこの副詞を使いたいですね。特に固い表現と言うわけでもないので、カジュアルな英会話の中でも使えますし、単語の意味としてはネガティブな意味でもポジティブな意味でもどちらでも使われます。ポジティブな形であれば例えば、He is extremely determinedで彼はとても決意が固い人だ、なんて形で言えますね。

 

sustain

生き残る、耐える、存続する、という意味ですね。

to cope with loss in advertising revenue

to cope withは~に対応する、対処するという意味です。revenueは収入。lossは動詞loseの名詞の形、失う、損失、減少といいったニュアンスですね。

 

circulation

印刷業界では発行部数という意味で使われます。

 

デジタル化の波はこんなところにも押し寄せているのですね。

本日は以上です。

 

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