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日本語英語での解釈のリスク

こんばんは!

 

暑い日が続きますね~。

 

でももう今週からはお盆でなので海シーズンもついに終わり、少しづつ秋へ。涼しい秋へ。快適な秋へ。過ごしやすい秋へ笑。

 

と願うばかりです笑。

 

 

 

 

 

本日もアデュールの生徒様とのお話の中で出てきた話題を少しとりあげたいと思います。

 

こちらの生徒様、現在、士業で先生とよばれるお仕事をされていらっしゃり、TOEIC750点。とても真面目で勤勉な生徒様です。

 

 

 

 

 

 

そんな生徒様がシンプルなリーディング記事で理解ができなかったという文面を少しみせていただくと、a woman walking her dog along railroad tracks on Wednesday spotted the dog with the note that read,・・・・という記事でした。

 

この文章、これだけみると少し分かりづらいかもしれませんが、記事の内容としては道端で歩けなくなった男性が、自分の飼い犬にメモを持たせ助けを呼びに行かせた、というもので、タイトルにもそのような意味で大きく書かれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの生徒様の理解ではdoggが2回出てきていることで、それぞれ何のdogを言っているのかわからなかったこと、spotの意味がわからなかったこと、この2点で文章の読解ができなかったという事でした。

 

 

 

 

 

たしかにここでdogが2匹になったのはまず内容をややこしくさせますよね。

 

こちらの生徒様がまず引っかかったのがwalking her dogという部分です。犬の散歩をするという表現としてwalk one’s dogという表現を知っていれば、かなり解釈が楽になったかもしれませんが、その表現を知らなかったこの生徒様はまず、女性とこの犬の関係性についても少し悩まれたのだと思います。

 

そして動詞のspotがわからず、その後ろにまたdogが出てきたという事で、シチュエーションが全く想像できなくなったという事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

walkは日本語では自動詞のwalkが基本的な意味として解され、他動詞の歩かせる、散歩させる、という意味が意外と知らせていないと思います。

 

なので、犬の散歩をした、という時にI walk my dogというよりもI walk with my dogという解釈をされると思います。

 

今回の生徒様のネックは恐らくここが一番大きかったのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

そして動詞のspotです。

 

心霊スポット、パワースポット、日本語でのスポットは全て「場所」を意味する表現として使われますが、これも実は目撃する、発見するというような同士としても使われるんですね。

 

walkと同じで、日本で通常解されている英語の意味だけで理解しようとするとこのように内容が分からなくなることが英文読解ではよくあります。

 

 

 

 

 

 

 

英単語は、自動詞になったり他動詞になったり、ある時は動詞にも、名詞にもなったりします。

 

このように場面によって品詞が変化するという事をなんとなく理解しておき、全ての単語の理解に解釈の幅を少し与えてあげること、これが英文読解には必要な姿勢です。

 

 

 

 

 

 

 

TOEIC750を取っていらっしゃる真面目な方でも意外と引っかかるこのようなポイント。

 

そして引っかかった単語は以外にもwalkとspotという日本語でも一般化されている英単語だったんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさん英文を読み、少し余裕を持ったリーディングができるようにしたいですね。

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

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