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聞けるけど理解できない英語

こんばんは!

 

とてつもなく寒いです!

 

本日は、アデュールの生徒様の定期カウンセリングの中のエピソードを少し。

 

 

 

こちらの生徒様、レッスンをはじめられてはや半年。

 

とても頑張っていらっしゃる生徒様です。

 

はじめてレッスンをはじめられた時は、本当に基礎の基礎からのスタートでした。

 

 

 

レッスンでは基礎文法からナチュラルな英会話表現、リスニングなどバランスよくトレーニングされ、週1回90分レッスンを充実したものにされています。

 

レッスンの中では積極的に自分から話す事を意識されているようで、自分の思った事や考えた事などを英語で表現する事はある程度できるようになった、とおっしゃっていました。

 

さらっと言われましたが、これすごいことです!!

 

思った事を英語にする事の難しさは、英会話初級の方なら痛感されていると思います。

 

 

 

こちらの生徒様は文法の知識をしっかりつけているので、文法に不安はないともお話されていたので、会話トレーニングとその知識がうまく絡み、スピーキングにも自信をもって話せるようになったのでしょう。

 

素晴らしいですね。

 

 

 

ただ、こちらの生徒様も当然課題には常に直面されています。

 

それは英語を聞いて単語を聞き取れても、それを意味として解釈するのに時間がかかる事です。

 

これはとても惜しい!!

 

英語の音を聞くときに文字に落とせるリスニングの力がすでに備わっているんですね。ただ、その意味を頭の中で解釈するのに時間差が生じてしまい、結果、そのまま次々と会話が進んでいくため、会話が理解できない場面があるとの事です。

 

 

 

本当に惜しいですね。

 

 

 

ご自身でもおっしゃっていましたが、まだどうしても文章全体をみて、後ろから訳してしまう癖があるようなので、前から解釈していく理解の仕方がこちらの生徒様には必要になってきます。

 

 

日本語の語順で考えないという事ですね。

 

 

It’s important to~なんていわれた時に、toの後を聞いてそれが前のimportantにつながり・・・・なんて発想ではダメなんですね。

 

It’s imortantと聞けば、その段階で、「この人はある事を重要だと認識しているんだな」という判断をし、この人にとって何が大事なんだ?という心の準備をします。

そしてtoの後を聞いている時には、「この人はこのことが大事だと思っているんだな」と思いながら聞いているんですね。すると文章が終わった段階でこちらも理解が完了するというわけです。

 

言えば分かるけど、それができないんです、という話かもしれませんが、前から読んでいく、理解していくというのは会話では絶対に必要なスキルで、その感覚を意識しながら聞いていく必要があります。

 

 

 

といいつつも、こちらの生徒様、NHKのバイリンガルニュースを毎週聞き、かなり理解できているという事なので、かなりのリスニング力をつけられた事は事実です。

 

ただ、ニュースや英会話教材のきれいな英文の音源だけを聞いているので、もう少し崩れた、又は口語に近いリアルな英語をこれからコチラの生徒様は聞いていく必要があります。

ご自身もそういったナチュラルな口語表現になると本当に理解するのが難しいとおっしゃっていました。

 

 

 

年末は海外に行かれるという事なので、是非そこでも英会話パワーを発揮してもらいたいです。

 

本日は以上です。

 

 

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