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ペルーの遺産が帰還の記事から英語を学ぶ

こんばんは!

 

今日はBBCの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。

→BBCの記事へのリンクはこちら

 

※以下要約、並びに英単語、英熟語の解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。

 

~要約~

ペルーから古代遺物の密売人によって盗まれていた700歳のミイラが、ボリビアよりペルーに返還されました。

大きさ、30cm、2歳程度とみられるこの盗難されていたミイラは2年前にフランスへの密売を工作していた密売人をボリビア警察が捕獲したことで、今回の返還にいたりました。

このミイラには密売人により、その価値を高める為に両足が足されており、専門家によるとこのミイラはインカ帝国時代以前のペルー地域のミイラだとみられています。

ボリビアのGroux大臣よりペルーの外務省でPeirano大臣に引き渡され、今後の密輸への対策に両国の協力関係が確認されました。Groux大臣は今回の密売は氷山の一角に過ぎないと述べており、インカ帝国の中心であったペルーでは過去に数え切れない数の文化遺産が盗まれています。

ペルー当局はミイラの密売は減少傾向にあるものの、人類の遺骨などの密売は増加傾向にあると述べています。

~要約終わり~


antiquities traffickers

antiquitiesは骨董品や古美術品を指します。そしてtraffickers。これは密売人という意味ですね。そもそもtrafficという単語は英会話の方であればご存知の「交通」という意味ですが、実は別の意味で不正取引という意味合いもあります。


seized

seizeは捕まえる、つかむ、逮捕するという意味で使われます。おしゃれにな英語だと「seize the day」で、今を生きるという意味になります。英会話で言う事はないと思いますが、映画のタイトルにもなっているので覚えていいかもしれないですね。

ちなみに、タイタニックでジャックがローズに「時計台下で待つ」という手紙を渡すシーンがあったのをご存知ですか?そこには合わせて、make it countと書かれており、和訳では今を生きろ、と書いてありました。かっこいいですね~!今をカウントさせろってイメージですね。


ship it to France

shipは名詞で船、動詞では発送するという意味です。これは船便だけでなく、航空便、郵便など、全てを含みます。ビジネス英会話でいえば、物流チームなんかをshipping teamとshipping departmentなんていう事もあるので知っておいていただきたい英単語です。

found that one of its legs had been added

足が足されて発見された、という意味です過去完了が使われています。英会話の中で過去完了が自由に操れるようになれば英会話マスターに確実に近づいています!詳しい使い方は過去のスペースシャトルの記事や、プリンセスの記事で書いています。


smugglers

smuggleは不正取引のtrafficと並んでよく出てくる英単語、密輸するという意味ですね。英会話で使う事はなくても英字新聞では頻繁にみかけます。過去にも虎の密輸の記事ででてきました。


Foreign Ministry

外務省です。英字新聞、国際ニュースでは頻繁に出てきますよね。外交問題(foreign affairs)、外資企業(foreign company)、外国通貨(foreign currency)など、世界ニュースではforeignが出ない日はないですよね。


violation of~

~の侵害、違反という意味ですね。TOEICなどで高スコアを狙われている方であれば、この位の英単語は知っておくべきですね。英会話では使う事はあまりありませんかもしれませんが、ビジネス文書や英字新聞では定番ですね。

 

over the centuries

何世紀も超えて、という意味ですね。overは英会話や英文書の中で幅広い使われ方をします。先日のデモの記事でも取り上げましたし、話す鳥の記事でも、フランスの検索エンジンの記事でも書きましたが、~を超えて、めぐって、など向こうに矢印が山なりに伸びていくイメージです。この感覚がマスターできると英会話でよりたくさんの表現をマスターする事ができます。


has been less common

lessはlittleの比較級として多く使われ、形容詞や副詞的な働きをします。英会話でも頻繁に使われ、ある状態が少なくなってきた、もしくは少なくなった状態をうまく表現してくれます。


there has been an increase

これは英字新聞では定番の英語の表現です。increaseは動詞で増加するという意味でよく使われますが、今回のように名詞として機能する場合もあります。先日のお医者さんのストライキの記事英国でのタトューの記事でも再三取り上げています。

 

世界遺産だけでなく、その国、地域の歴史、文化を伝達してくれる伝統や工芸品などはしっかり後世に伝えたいものですね。

 

本日は以上です。

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